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Why I Came to America 1

皆さまご無沙汰しております。

今年も残り僅かとなりました。

いかがお過ごしでしょうか?





自分は、諸事情のため

急遽、日本に一旦帰国していました。





今の所、年に一度の帰国

となっていますが、今後、

新時代の看護に向け帰国した際には

日本でもお仕事ができればいいなと考えています。





海外に住めば住むほど

日本の良さが身に染みるのは皆さん痛感していますよね。



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なんだかんだ日本は

ご飯は安いし美味いし

街は綺麗だし、便利な物は何でも揃うし。





自分は、富士そばで

十分満足するのでかなり安上がりです。



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さて、前回に引き続き

何故、自分がアメリカに来たのかを

簡単に記述していきたいと思います。






そして、この想いは

自分一人だけではなかったのだと

気付かせてくれた諸先輩のメンター達に

本当に感謝しています。






日本の看護システムが変わらなければ

未来の新時代看護は明るくないでしょう。






看護師としての可能性を考えた時

自分は、今の日本では

素直に難しいと多々思った事が

たくさんありました。






そして、自分自身が、一人一人が

次世代看護を築く人材に少しでもなれたら

と思いアメリカにきました。



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ただ、誤解してほしくないのは

「日本の看護は世界的に本当に素晴らしいという事。」







諸先輩達が作り上げてきた

「日本看護の可能性を信じているからこそ

次世代に向けて変わらなきゃいけない」

心底、思っています。






そして、忘れてほしくないのは

「本当に賞賛されるべきは、

現場で日々一生懸命に働いている

看護師一人一人であるということ。」






今、あなたが思っている問題は

「必ず次世代の看護を創るきっかけとなるということ。」





以下に、その思いを3つにまとめてみました。



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※個人的な意見ですので、少々過激な表現が含まれる場合がありますが、ご了承ください。





1)日本の封建的な看護システム

2)キャリアアップ

3)看護の自由性•多様性








1)日本の封建的な看護システム

▪️日本の看護において

 まだまだ、権威主義であり、封建的であるが故に

「残念だな。」と思わざるを得ない現場が数多くあります。





自分も、臨床では数多くの先輩や師長と

ぶつかってきました。




心の中では「もっと看護って楽しいはずなのに・・・。」

「患者と話している時が一番落ち着く」

とさえ思えた事もしばしばでした。





心まで疲弊しきってる時ってありますよね。





最新の論文を読んだり、EBPレベルに沿い

看護展開したとしても

その病院特有の「やり方」を強要され

自分が学んできた正しい技術や知識が

まるで間違っていたかのように・・・。






そして、根拠のないケアを強制させられる

事もしばしばありました。

(各病院独自の謎のやり方)



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生命力を上げる事が

看護の凄さなのにも関わらず

後輩に圧力的で、看護の生命力を削ぐ様な

人間としてどうなのか

と思うお局や先輩看護師が今でもいる事でしょう。





理想とはかけ離れた矛盾だらけの

「昭和」の香りが残る看護の現場があります。





この老朽化したシステムで

多くの患者と看護師達が

苦しめられているのも事実です。





ただ批判しているのではなく

日本独自の資源を活かし、このシステムを

どう再設計するのか、

という建設的な問いが必要なんだと思います。


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だからこそ、看護の小さな枠に

とらわれず、縛られずに創造し

自由に発想していく大切さ

次世代の看護を創造する機会となるでしょう。




書いているうちに熱くなって

まとまらなくなってきましたが・・・。




未来のため、後輩達のために

今の状況を少しでも打破すれば

看護師の可能性も大いに開き

専門性がもっと認知されるでしょう!!





「看護師」という

世界的に必要とされている

免許があるのだから





アメリカに来たいというよりは

純粋に、未来の日本を良くしたい、

そして、世界に活躍できる人材がもっと

増えてほしい。と願っています。




(ここアメリカのNP看護の歴史もかなり
興味深いので、いつか記述していきたいと思います)





そのモデリングをたくさん増やすのも

価値創造の一つです。





道は険しいですが、様々な国へ行けて、

世界に貢献ができ、いろんな体験から

自分達の人生が豊かになっていくことは

間違いないでしょう。





将来、一緒に世界で

仕事ができる日を楽しみにしています。





「言葉の力」を信ずる一人として。




次回は

⑵キャリアアップ, ⑶ 看護の自由性•多様性

について記述していきます。





NEW ERA OF NURSING!!!!

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by kentonesu32 | 2017-11-29 12:46

Diary & Article


by 安達 健一 (kentonesu32)
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